英会話学校で駅前留学にお金をかけるより安価で留学できる方法があります。
海外の通信制大学に在籍することです。ネット環境の発展により、だいぶその数は増えています。ただ、やはり有名大学のものは(オープンリーソースで公開されている分野もあるにしろ)学位を取ろうと思うとそれなりに費用がかかります。
そこで、地方に住んでいても、教育ローンを組まなくても、すこし節約や貯金を頑張れば挑戦できる
University of the peopleという海外通信制大学についてご紹介したいと思います。
日本語のwikipediaによる説明
ユニバーシティ・オブ・ザ・ピープル(University of the People、略称 UoPeople、本部: アメリカ合衆国カリフォルニア州 パサデナ)は、地球上のあらゆる貧困地域、遠隔地域と高等教育機会をつなぎ、高等教育の普及による世界のよりよいコミュニティ生成を目指すことを理念とした、米国の501(c)(3)非営利の高等教育機関である。 学長は、ユダヤ系イスラエル人の起業家であるシャイ・レシェフ。アメリカ合衆国教育省(U.S.DoED), 大学単位認定審議会(CHEA), 遠距離教育単位認定委員会(DEAC)及びカリフォルニア私立高等教育局(BPPE)に認定されている。
私が探していたときよりだいぶ改善されました。当初のwikiでは「人民大学」と記載されていました(笑)
Uopeopleと略されることが多いです。この大学を作った方はイスラエルの方で、無料HP作成サービスのwixも確かイスラエル発。新しいかたちが生み出されやすい国なのかもしれません。
費用はいくらくらいかかる?
入学手数料:$60
試験料:$100〜$200
ここ誤解されやすいところなのですが、授業料が無料です。
諸費用すべてが無料で卒業できるという意味ではありません。もちろん、全世界対応なので紛争地域であったり学費を捻出することが難しい国の生徒のために様々な減免措置があるので、実質無料の生徒もいるかもしれません。
が、一般的には
・授業を受けること自体は無料
・単位を取るための試験を受けるには1科目ずつ費用がかかる
ということになります。
しかし、あとはネット回線と努力、時間管理だけでよいのですから通学時間も交通費もいらないと思えば、十分経済的といえるでしょう。
学部はどんなものがある?
- 経営学 学士
- 経営学 準学士
- 経営学 修士
- コンピューター科学 学士
- コンピューター科学 準学士
- 健康科学 学士
- 健康科学 準学士現在、教育系も追加されているはずです。開校当時は経営学とコンピューターオンリーでした。私はヘルスサイエンスに興味があったので、途中から追加されたのでモチベーションが下がってしまいましたが。
必要な英語力は?
はるか昔に英検やTOEICを取ったきり、試験らしいものを受けていなかったため、証明書となるものがありませんでした。
そのため、仮入学後の英語の試験を経て、本格的に科目を選択できるようになる英語コースを一番最初に取りました。
Applicants who are non-native English speakers, or did not complete their studies in an institution where the primary language of instruction is English, are required to provide proof of English proficiency. Should applicants be unable to provide proof of English proficiency, they will need to successfully complete a UoPeople English course before proceeding to UoPeople Foundations.
(Uopeople FAQより)
なので、ある程度仕事等で使っているけれど、試験など証明するものがない場合、もしくは試験日まで待ちたくない場合、仮入学後試験を受けることで本入学するのが一番近道かもしれません。
その2では、英語のコースについて、授業の流れなどについて書いてみたいと思います。